2021.09.14
最近増えている!? 意外な「コロナコリ」!?
2019年の暮れ、新型コロナウイルス感染症が中国の武漢より蔓延し、瞬く間に世界中に広がりました。
テレビからは毎日各都道府県の感染者数や死亡者数が、まるで天気予報を伝えるかのように至極普通に流れてきます。
ある意味では、すっかり我々の生活に溶け込んできたかにも思えますが、まだまだウイルスとの戦いは続いていきます。
この終わりが見えない、そして勝ち筋が見えない戦いにより、私たちは思っている以上に疲弊しているようで、最近施術しているとある筋肉が、自覚症状はないものの共通して凝っていることに気が付きました。
それは
『側頭筋』
です!
側頭筋とはその名の通り、側頭部(頭の横)からアゴにかけて存在する筋肉で、ものを噛む時に良く使う筋肉です。 *ものを噛む時=ご飯を食べる時に良く動くので、目の脇でこの筋肉が良く触れる部分を「こめかみ(米噛み)」と言います。
「コロナ禍により家でご飯を食べることが多くなったり、間食も増えてよく噛むことが多くなったので、この筋肉が凝るようになった!」
・・・訳ではありません。
この筋肉が凝るようになった原因は、ズバリ『マスク』です!
マスクを着用すると、どうしても耳を前に引っ張てしまいます。そのストレスは耳とその周辺の筋肉を、常時緊張させる結果となります。その結果、この側頭筋が凝ってしまうのです。
更に日ごろの肩こりや、眼精疲労、奥歯を噛む癖、ストレスなどが合わさると、普段の疲労感が何倍にも感じてしまいます。また、コリから来る頭痛やめまい、アゴのだるさなども助長されます。
対処法としては、
①マスクを外せるときは、なるべく外す。
②耳を痛くない範囲で、上下左右に引っ張りストレッチを行う(耳を優しく揉んでもOK)。
③ガムを噛む。
④入浴時に温かいと思う程度のシャワーで、頭を1~2分温める。
などが良いと思います。
やえの森治療院では鍼灸治療で側頭筋を緩め、更にヘッドマッサージを加えることで、とても快適にこのコリをほぐす施術を行っております。
こめかみを押すことが多くなったり、ここ最近普段よりも疲労が溜まっているという「コロナコリ(マスクコリ)」の方は、是非一度、当治療院の鍼灸治療とヘッドマッサージを受けてみてはいかがでしょうか?