2021.05.06
不妊治療について
2021年1月より不妊治療への助成拡充がなされ、更に2022年4月からの開始を目標に健康保険適用対象を拡大するための準備がなされています。
不妊治療の保険適用について参考資料はこちら。
このような政策が急ピッチに進む背景には、不妊治療を望む方の増加が挙げられます。
現在、不妊症の悩みを抱えているご夫婦は、5~6組に1組の割合だそうで決して少なくありません。
不妊治療に対する「助成の対象範囲」が拡がりました。
妊娠を成立させるための要因はたくさんあります。
女性ホルモンの多寡、体温の変化(基礎体温)、卵子の成熟過程の状況、排卵の有無、卵管の状態、子宮内膜の厚さ、子宮の形状、膣内環境、精子の数や活動性、婦人科疾患(子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣嚢腫など)の有無、それ以外の疾患(下垂体疾患(シモンズ病など)、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)・低下症(橋本病)、副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)・低下症(アジソン病)、膠原病 など)の有無、その他(ストレス、仕事、睡眠、食事、運動習慣、冷え性、むくみ、貧血、薬剤など)・・・
この全てに鍼灸治療が有効であるとは言えませんが、
『健康な身体に、健康な命が宿る』と言う信念のもと、
冷え性などの体質の改善や自律神経の調節、女性ホルモンのバラン調整、一見関係ないような症状(肩こり、腰痛、便秘、冷え性…)の改善などを図っていき、子宝を迎えるためのコンディションを整えていきます。
実際に治療を続けていくと、
バラバラだった基礎体温がきれいな二層(高温期と低温期)になったり、着床しずらかったのが改善され懐妊に至ったケースもあります。
当然、現代医療の不妊治療とも並行して行えます。
やえの森治療院では不妊症でお悩みの方へ、少しでも身体的・精神的負担を軽減できればという思いで治療をさせていただいております。
最大の効果が発揮できるよう、全力で応援をさせて頂ければと思います。
また、妊娠された後も、安産のための治療、逆子(骨盤位)の治療、産後ケアなど、お手伝いできることがありますので、お気軽にご相談ください。
