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2021.05.27

アトピー性皮膚炎について

アトピー性皮膚炎をはじめ喘息や花粉症などのアレルギー性疾患に、鍼灸治療が奏功することがあることをご存じですか?

 


 

 

「かゆくて眠れなかったんだけど、最近は赤みも引けてかゆくないからよく眠れます。ありがとうございます。」

重症のアトピー性皮膚炎の患者さんを、何度か治療したときに頂いた言葉です。

 

 

 

 

確かに初診のときは全身赤黒くなるほど炎症がひどく、特に肘や膝などの関節周りがぐじゅぐじゅでした。

この患者さんの場合、2~3回ほど治療したあたりから関節周りの症状が落ち着き、4~5回目では赤黒さが引いていき、10回ほどで大分良くなったので症状が出た時だけ治療することにして終了になりました。

 

 

アレルギー性疾患とは生まれた時から備わっている免疫機能が暴走して、本来は細菌などの外敵のみを攻撃する仕組みが、何らかの理由により自分自身にもダメージを与えてしまう状態を言います。

鍼灸治療には異常を起こしている免疫機能を落ちつかせる作用や、局所や全身の炎症を抑える作用、痒み(≒痛み)を抑える作用があるので、アトピー性皮膚炎などの治療には最適です。

 


 

更に「皮膚は内臓の鏡」と言われるように、アレルギー患者さんの多くは胃腸の調子も一緒に悪くなっていたり、胃腸の入り口である「のど(扁桃)の調子が良くないことがあるので、上記の治療と合わせてそれらに対する治療を加えていくと効果が上がります(冒頭の患者さんにも行いました)。

 

小さなお子さんでも子供用の『刺さない鍼(小児鍼)』、『直接火がつかないお灸』で同様の効果が期待できます。

 

これらの治療はアレルギー性疾患に限らず、関節リウマチや膠原病などの自己免疫疾患にも対応できることがありますので、お気軽にお問い合わせください。

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