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2021.08.12

耳鳴り・難聴・めまいのお話の『難聴』編です

もう20年以上も前の話ですが学生時代の友人が、

 

「朝起きたら、片耳が全然聞こえなくなりました。」

 

と、遅れて学校に登校してきました。

 

まだ20歳になったばかりの元気な男性だったので、とても驚きました。

 

今思えば人生で初めて、「突発性難聴」の患者さんと遭遇した瞬間でした。

 

 


 

 

難聴』とは音が聞こえずらい、聞こえないことを言います。

 

 

 

 

この難聴には分類が2つあり、外耳(耳の穴)~中耳(鼓膜の中)での障害で起こる「伝音性難聴」と、内耳以降(神経)が障害されて起こる「感音性難聴」があります。

 

 


 

 

 

・冒頭の友人が罹患した「突発性難聴」とは、原因不明で突然起こる代表的な感音性難聴です。発症前に風邪などのウイルス感染があったり、大きなストレスを受けたなどが原因ではないかと言われていますが詳しいことは分かっておりません。

 

・高齢者ではいわゆる「耳が遠くなった」状態の「老人性(加齢性)難聴」が多く、最近では認知症の発症リスクにも挙げられています。これは感音性難聴ですが、中には耳掃除を長年行わず、耳垢が詰まって聞こえづらくなる「耳垢栓塞」になっている方がいらっしゃいます(こちらは伝音性難聴です)。

 

*逆に突発性難聴や末梢性顔面神経麻痺(ベル麻痺)などの患者さんの中には、「聴覚過敏」になる場合もあります。

 

 

突発性難聴につきましては、まずは耳鼻科で診察・加療されることをお勧めします。

ですが、思ったより症状の回復が遅かったりする場合には、鍼灸治療を試すのも一考の価値があります。

 

鍼灸治療では障害箇所の修復をサポートする目的で、循環の改善や炎症の抑制などに効果が期待できます。

 

しかし、「完璧に治る治療法」はないため、過度な期待は禁物です。

 

また、どんな症状も早く治療を始めたほうが直りが良いようですから、少しでも「聴くのが難しい」と感じられたらなるべく早めにご相談ください(もちろん、相談だけでしたら無料です)。

 

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