2023.01.22
『腰痛』が旬を迎えました
普通、旬と言うと、海や山の幸がおいしい季節を言いますが、病気や障害にも「旬」があります。
分かりやすいところで言うと、3~5月はスギ花粉症が、インフルエンザは1~3月に多くなります。
実は腰痛にも旬があり、12~2月に多くなります。
先月から新患の方の約8割が急性腰痛、つまり「ギックリ腰」で来院されるという状況です。
理由はもちろん寒さもありますが、年末年始の疲れも影響していると思います。
寒さや疲労で硬くなった筋肉を急に動かすと、筋肉を構成する筋線維が傷つき痛みが出ます。
ひどい方では、椎間板ヘルニアで足まで痛くなっている人もいらっしゃいます。
腰に不安がある方は、
① 腹巻をしたり、貼るカイロを腰に付ける。
② 作業前に、軽く体操する。
③ 痛みがない時には出来る範囲で、散歩やウォーキングなど身体を動かす。
そして、最後に大事なことは、
④ 痛い時は無理をしない!というこです。
暖かくなるのは、まだまだ先になります。
と言うことは、腰痛の旬もまだまだ続くことになります。
防寒対策は腰痛対策にもなりますので、しっかり装備して腰を痛めないようにしてください。
治療院には、「腰は少し痛いけど、もうちょっと我慢できるかな」というタイミングでいらして下さい。
「もう限界!」まで我慢されてると悪化して、症状もひどくなり時間もかかってしまいます。
「治す」にも旬がありますので、是非その時期を逃さないようにお願いいたします。
*腰痛については、本ブログ『腰痛はつらいよ! | やえの森治療院 (yaenomori.com))』もご参照ください。